8月

8月の手紙の季語、時候の挨拶です。暑中見舞い、残暑見舞いの手紙や葉書には季節に合った時候の挨拶が必須です。

■8月(葉月)に書く手紙の季語 基本編■

残暑の候
立秋の候
秋暑の候
向秋の候
晩夏の候
盛夏のみぎり
初秋のみぎり
立秋のみぎり
新涼のみぎり
残炎のみぎり


■8月(葉月)に書く手紙の季語 応用編■
〜季節の言葉を使った時候の挨拶の例文〜

立秋とは名のみの暑さで
朝夕はいくぶんしのぎやすくなり
虫の音が秋近しを感じさせるころとなり
暑さも峠を越したようで
花火大会があちこちで開かれ
吹く風も秋の訪れを告げて
8月は秋風月というそうですが、まだまだ暑いですね。
昨日の夜は家族で花火大会を楽しみました。
庭のひまわりと背比べをしました。残念ながら私の負けです。
今を盛りと大合唱するセミの歌が聴こえます。
今日、とても涼しげな色合いの風鈴を見つけました。
立秋を過ぎたのに、いまだ厳しい暑さが続いております。


■コラム■
 暑中見舞いは、梅雨明けの七月中旬ごろから立秋(八月八日ごろ)までに出します。立秋以降は残暑見舞いとなります。現代の「暑中」「残暑」の感覚より少し早めになりますので注意しましょう。

 暑中見舞い、残暑見舞いには、自身の近況報告や相手の健康を気遣う言葉をすっきりとまとめて書きます。書き手が女性の場合は、型どおりの挨拶だけでなく、やさしさや真心を上手に伝える文章にしたいですね。季節の押し花や四季折々の風物の絵を添えるのも素敵ですね。
 

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