2月

季語は月別に使う言葉が決まっています。定型の2月に使う季語を紹介します。

◎2月に使う手紙季語の基本編◎

立春の候
早春の候
春寒の候
厳寒の候
余寒のみぎり
残寒のみぎり
晩冬のみぎり

◎2月に使う手紙季語の応用編◎
〜季節の言葉を使った時候の挨拶の例文〜

立春とは名のみの寒さ
冬の名残りがなかなか去らず
春とは名ばかりでまだ真冬のように寒く
暦の上に春は立ちながら
立春とはいっても、まだまだ寒い日が続きます。
庭の梅がほころび、私のほおもうれしさにほころんできます。
うぐいすの初音を首を長くして待つ今日このごろ、
春の予感が街のそこかしこで芽吹いています。
今日、何を見つけたと思います?ふきのとうが芽を出していたんです。
豆まきも過ぎたというのに、寒さはいまだ厳しく、
三寒四暖と申しますが
いくらか寒さもゆるみ
梅のつぼみもそろそろ膨らみ

◎コラム◎
季語は、それぞれの季節を表す言葉です。
その言葉は、「時候」「天文」「地理」「人事」「行事」「忌日」「動物」「植物」の9ジャンルに分類されます。
例えば、「鶯(うぐいす)」「燕(つばめ)」といった鳥や「鰊(にしん)」「目刺(めざし)」といった魚や「卒業式」なんていう行事を季語として使ってもいいのです。
また各月の言葉に「〜の候」「〜のみぎり」とつけることで、時候の挨拶として使用できます。上記の基本編の季語でいうと、「立春のみぎり」や「晩冬の候」という表現をしてもいいのです。

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