10月

10月の手紙の季語、時候の挨拶です。10月に手紙を書く場合は以下の文例を参考にしてください。

■10月(神無月)に書く手紙の季語 基本編■

錦秋の候
秋冷の候
清秋の候
紅葉の候
爽涼の候
秋涼のみぎり
秋晴のみぎり
秋雨のみぎり
仲秋のみぎり
中秋のみぎり
菊花のみぎり

■10月(神無月)に書く手紙の季語 応用編■
〜季節の言葉を使った時候の挨拶の例文〜

秋晴れのすがすがしい毎日
さわやかな季節となりましたが
各地の紅葉便りが届くころ
天高くもの皆肥ゆる季節
散歩道で燃えるような彼岸花を見つけました。
木々の梢が日ごとに色づいてまいりましたが
菊の花香る今日このごろ、
日増しに色づく柿の実が夕日を浴びて輝いています。
紅葉狩りに行きました。あの色鮮やかな山々、見せたかったわ。
秋晴れの空がどこまでも高く澄みわたっています。
つやつや光る栗の実がおいしい季節になりました。


■コラム■
 贈答に対するお礼状はすぐに出すべきものですが、病気や負傷、火災、風水害などへのお見舞いに対する礼状は、すぐに出さなくてもかまいません。病気や怪我は十分に回復して心身に余裕ができたり、退院したあとで、災害の場合は今後の目処がたち、一段落してから礼状を書けばよいです。

 病気や怪我の場合、お礼状は代筆でもかまいません。妻が代筆する場合、名前の左下に小さく「内」と付けます。(太郎さんが病気をした本人の場合、"○○太郎"となります。)親しい相手には妻の立場から夫の病状を伝えてもかまいません。代筆のときは本人になり代わり、心を込めて感謝の気持ちを表します。

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